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2017/01/06

デジタル文具普及へ向けた、デジタルインクのエコシステム推進とコミュニティーの拡大を目指すパートナーイベント 「コネクティド・インク ラスベガス」開催

株式会社ワコムは、デジタルインクの普及やデジタル文具市場の発展を推進するパートナーイベントとして、「コネクティド・インク ラスベガス」を開催します。

昨年1月のラスベガスを皮切りに、上海(中国)、ベルリン(独)、東京で開催してきた本イベントには、年間通じて約200社にご参加いただきました。2年目となる本年は、誰もが日常的に使用するペンとインクにデジタルテクノロジーを掛け合わせ、デジタル文具として人々の創造性を支援する活動を加速していきます。特に、昨年10月にデジタルインクの利用推進のための非営利団体デジタルステーショナリーコンソーシアム(DSC)」が設立されたことから、コネクティド・インクのイベントは、オープンなエコシステムとパートナーシップを推進し、コミュニティー拡大の場を提供する役割をより強めていきます。

イベントでは最初に、ワコムの代表取締役社長兼CEOの山田正彦が、人々の創造性とデジタルペンおよびインクのコラボレーションの可能性について話します。続いて、ニューヨーク大学コンピューターサイエンスの教授であるケン・パーリン氏が、「A writing system from the future(未来からきた手書きシステム)」と題して講演します。さらに、マイクロソフト、モンブラン、ニューロスカイの代表者がデジタルペンとインクが実現する将来のビジョンについて語ります。加えて、テクノロジーソリューション事業を統括するSVPの井出信孝が、ハードウェア、ソフトウェア、サービスなどからなる、デジタルインクの多様なパートナーシップについて説明します。

デジタル文具の普及には、オープンなイノベーションが不可欠です。ワコムのプラットフォーム&アプリケーション事業を統括するSVPのファイク・カラオグルと、VPのハイディ・ウォンが、イノベーションを牽引するデベロッパーおよびスタートアップ企業向けの取り組みをご紹介します。中でもとりわけユニークなのは「インカソン決勝戦」で、世界各地域から選ばれた7人のファイナリストが登壇し、聴衆の前で審査員へのプレゼンテーションを行います。

最後に、DSCの進捗報告として、コンソーシアムのチェアマンでもある山田正彦が、「ボードメンバー」に就任した加盟企業の紹介などを行います。

2年目を迎えたコネクティド・インクは、ラスベガスに続き、上海(6月)、ベルリン(9月)、東京(10月)で開催の予定です。

※ニュースリリースに記載した情報(製品の価格/仕様、サービスの内容など)は、発表日時点の情報です。予告なしに変更されることがありますのであらかじめご了承ください。

 

【ワコムについて】
株式会社ワコムは、1983年の創業以来、全世界150 以上の国や地域で製品を販売しています。
これまで、よりクリエイティビティに富んだ世界を実現するための製品をお届けする中で、世界中のデザイナーやクリエイターの方々のご愛顧を頂いて成長してきました。現在、当社のペン&タッチタブレット、液晶ペンタブレット、モバイルクリエイティブタブレット、スタイラス製品、そして各種デジタルインターフェース機器は、デジタルアート、映画、特殊効果、ファッション、商品デザインなどの分野で幅広く利用されています。また、当社は、若手のデザイナーやクリエイター育成をサポートする多くの活動にも参画しています。当社の培ってきた技術をモバイル端末用途に最適化したWacom® feel IT technologiesは、各社が展開するスマートフォン、タブレット端末、電子書籍端末など様々な製品群にコンポーネントとして採用されています。 

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株式会社ワコム 広報室
Tel:03-5337-6702
E-mail: wacom-pr(at)wacom.co.jp