創造性、効率性、自在な自己表現を支える“Sペン”として進化
韓国・サムスン電子が8月23日に米国・ニューヨークで発表した新型スマートフォン“Galaxy Note8”に搭載するSペンに、ワコム独自のデジタルペン入力ソリューション“feel™”が継続して採用されました。このSペンは、4096段階という高い筆圧感知レベルと0.7mmの微細なペン先により、これまでのスマートフォンではできなかった精密な操作や、ユーザーの個性を生かした自己表現、豊かなコミュニケーションを可能にします。feel™（Wacom feel IT Technologies®）は、デジタルペンによる手書き入力やマルチタッチによる直感的な操作を、より自然な使い心地で提供するユーザーインターフェイスソリューションです。
Galaxy Note8
ワコムは、2011年導入の初代Galaxy Note以来、デジタルペン技術を提供してきました。Galaxy Note8用にさらに進化を遂げたSペンは、自然な書き心地によって創造性や生産性を高め、自在な自己表現を実現すると同時に、本機の主要機能である「インフィニティ ディスプレイ」や「デュアルキャプチャーカメラ」との高度な連携を行うためのインターフェースの役割も果たしています。
「ライブメッセージ」機能では、Sペンで手書き入力したテキストや絵を、汎用性の高いアニメーションGIFにして共有することが可能です。また、Sペンを近づけると（ホバリング）、その単語や文章を翻訳したり（71言語に対応）、通貨の為替変換をすることもできます。さらに、新機能「サムスンパス」との連携により、サインによるユーザー認証（e-Signature）にも対応しています。
サムスン電子の無線事業部長である高 東真（コ・ドンジン）氏は、次のように述べています。「2011年に最初のGalaxy Noteを発売した当初、Sペンが持っていた潜在的な価値に気がつかなかったユーザーもいました。しかし、一方で世界の数百万人ものユーザーが、『Galaxy Noteは他のスマートフォンとは一線を画している』と直感していました。彼らは、アイデアを描き、創造性を育み、効率性を高めるためのキャンバスとして、Galaxy Noteを捉えていました。付属のSペンは優れた手書き入力ツールとしての役割に加え、ユーザーの自在な自己表現をサポートし、様々な機能の直感的な操作を可能にするなど進化し続けてきました。」
ワコムの代表取締役社長兼CEOの山田正彦は、次のように述べています。「Galaxy Note8とSペンの連携によって、スマートフォンでのやりとりやコミュニケーションの利便性は飛躍的に進化し続けており、これまでの常識は覆されることでしょう。ワコムは、サムスン電子と共にGalaxy Noteシリーズの進化の一翼を担ってきたことに誇りを感じており、デジタルペンの普及とその成果を共に享受し、デジタルステーショナリーコンソーシアムの運営でも協力するパートナーとして、文具のデジタル化という重要な取組みにおいて、共に業界をリードしていきたいと願っています。」
ワコムは、サムスン電子をはじめとしたパートナー各社との協力をさらに強化し、デジタル文具時代にむけた取り組みを推進すると同時に、より直観的で楽しくクリエイティブに使えるソリューションの提案を行っていきます。
※ワコム、Wacom feel IT Technologies®は、株式会社ワコムの商標あるいは登録商標です。
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【ワコムについて】
株式会社ワコムは、1983年の創業以来、日本を含めた全世界150 カ国以上で製品を販売しています。これまで、よりクリエイティビティに富んだ世界を実現するための製品をお届けする中で、世界中のデザイナーやクリエイターの方々のご愛顧を頂いて成長してきました。現在、当社のペン&タッチタブレット、液晶ペンタブレット、モバイルクリエイティブタブレット、スタイラス製品、そして各種デジタルインターフェース機器は、デジタルアート、映画、特殊効果、ファッション、商品デザインなどの分野で幅広く利用されています。また、当社は、若手のデザイナーやクリエイター育成をサポートする多くの活動にも参画しています。当社の培ってきた技術をモバイル端末用途に最適化したWacom feel IT Technologies®は、各社が展開するスマートフォン、タブレット端末、電子書籍端末など様々な製品群にコンポーネントとして採用されています。このように、当社が提供する技術は、ビジネスからホームユースまでのさまざまなシーンで、デジタルコンテンツクリエーション、医療・教育・金融などの分野で利用されています。
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