株式会社ワコムは、札幌(北海道)を舞台に3年に1度開催される『札幌国際芸術祭(Sapporo International Art Festival 略称:SIAF) 2024』 にて、社会課題に共に向き合い、未来志向で解決に取り組むことに共鳴する“イニシアティブ・パートナー”となりました。
札幌市内の美術館のほか、屋内外のさまざまな場所を使い、展覧会やパフォーマンスなど多彩な表現が繰り広げられるSIAFは、メディアアーツ都市・札幌として、さっぽろ雪まつりなどの既存事業とも連携しながら行われる、ユニークな芸術祭です。
SIAF 2024では、札幌市と同じく「ユネスコ創造都市ネットワーク」のメディアアーツ都市
リンツ市(オーストリア)に拠点を置く、アルスエレクトロニカ フューチャーラボの共同代表を
務める小川秀明氏のディレクションの下、「LAST SNOW」をテーマに掲げて、市民に開かれた“創造エンジン”としての芸術祭の実現を目指します。
ワコムは、人間の創造性、アート、教育、テクノロジーをテーマに、コミュニティーや
パートナーと共に問いを立て探求する 『コネクテッド・インク』 を、2016年から開催しており、
アルスエレクトロニカとは、過去3年余りにわたってパートナーとして連携してきました。
SIAF 2024を起点に、社会課題に共に向き合い未来志向で解決に取り組むと同時に、
今後も継続していく活動として、ワコムとSIAFでは次のような企画について協議を重ねて
います。
『クリエイティブ教育』
未来志向のイノベーションによって、アート、テクノロジーと共生するクリエイティブ教育を札幌で始動します。
『コネクテッド・インク at SIAF』
「創造的混沌」を軸に、人間の新しい表現と学びを多彩なコミュニティー及びパートナーと
共に模索する文化創造イベント「コネクテッド・インク」のコンセプトはそのままに、
内容を凝縮して展開し、SIAFコミュニティーとの新しいスパークを生み出します。
『未来体験の創造』
SIAF 2024での体験から得た感想や気づきなどを、ワコムのペンタブレットで絵や
文章として表現し綴ってもらうことで、未来のアート表現の世界に「参加」頂ける体験を
創り出します。
ワコムの代表取締役兼CEOの井出信孝は、以下のように述べています。
「『LAST SNOWとは何か?』、SIAFから頂いた問いかけに対し、人間の新しい表現、新しい学び方を軸に、ワコム一社ではなく、私たちと共に歩んで頂いているコミュニティーごとぶつかっていきたいと思います。SIAFが提示する未来のイメージと社会課題、ワコムが志向する意味のある成長「Meaningful Growth」を掛け合わせて、社会にとって意味のある新しい体験を創り 出せる機会を頂けて、ワクワクが止まりません」
【ワコムについて】
株式会社ワコム(東証プライム: 6727)は、デジタルペンの技術を通して、「デジタルで描(書)く」体験をお客様の様々な二ーズに合わせてお届けする、「テクノロジー・リーダーシップ・カンパニー」です。ワコムのペンタブレット製品は、全世界150以上の国と地域で、映画制作や工業デザインのスタジオ、デザイナー、マンガ家などのプロクリエイターから、趣味でイラストや写真加工を楽しまれる方まで幅広くご愛用いただいております。また、「書いて学ぶ」ことが欠かせない学校や塾など教育の現場、医療現場での電子カルテ等の記入、金融機関等での各種申込書、クレジットカードの電子サイン用にも、ワコムの製品は使用されています。さらには、オフィスや家庭で使われているデジタルペンを搭載したパソコン、タブレット、スマートフォン向けにもワコムのペン技術をOEM提供しており、多くのモバイルIT機器に搭載いただいています。 ワコムはこれからも、最先端技術との連携も視野に入れた新しいデジタルペンの体験と価値をお届けしてまいります。
<報道機関からのお問い合わせ先>
株式会社ワコム 広報室
Tel:03-5337-6702 E-mail: wacom-pr(at)wacom.co.jp