学習用タブレットでオンライン授業でも「教室での学び」を再現

教育者にとって、学習環境の変化は新たな悩みの種です。教育は立ち止まることを許されません。対面授業、自宅学習、またはそれを組み合わせたハイブリット授業など、どのような形態でも授業を続行しなければなりません。

しかし、従来のように教室で顔を合わせることがなければ、教師と生徒がふれ合い、直接会話を交わす機会もなくなります。ですから、教師も従来の黒板に代わる板書ツールが必要になります。リアルタイムで生徒の理解を促すには、数式や化学式を書き、抽象的な図形を書いて説明するための手書きスペースがバーチャルでも求められます。また、生徒が板書した解答を教師が添削するといったように、生徒と教師が共同作業を行う必要があります。また、概念を視覚的に表現しなければらない場面も出てきます。

このようにオンライン授業で教育現場が直面する新たな課題に立ち向かう上で、ワコムの教育機関向け液晶ペンタブレットは強い味方となります。教える側と学ぶ側の両方に役立つツールです。

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デジタル時代の新たな授業のカタチ

正確な書き味で使いやすいデジタルペンは、オンライン授業のあり方を大きく塗り替えます。このツールがあれば、これまで教師が黒板やホワイトボードで行ってきたことがパソコンの画面でできるようになります。ここで重要なのは、教師にとって板書のスタイル自体は変わらないということです。おまけに、生徒とアイコンタクトが取りやすくなります。ワコムの教育機関向けペンタブレットは、Microsoft TeamsやZoom などの一般のビデオ通話アプリでお使いいただけます。

特にデジタルペンは理数系科目の授業に最適で、たとえば視覚的な教材が多用される生物学や生理学でも役立ちます。教師はデジタルペンを使ってテキストにハイライトや書き込みを入れられます。

授業の道具として、まさにペンに勝るものはありません。複雑な思考や概念を表現し、理解し、教えるのに、人は何世紀にもわたりペンを使ってきました。ペンは手に取るだけで直感的に使える、相互コミュニケーションのツールです。そして今、ワコムの技術によりオンライン授業にもペンの利点を取り入れる可能性が開かれました。

あらゆる科目に役立つタブレット

グラフや計算が出てくる科目、また概念を図解する必要がある科目にはデジタルペンが欠かせない、これについては教師も生徒も意見が一致するところです。特に、デジタルペンはSTEM(科学・技術・工学・数学)教育で活躍します。

With a pen tablet for teaching or a pen display connected to their PC, teachers can articulate complex processes and ideas, annotate on students’ assignments, and add handwritten notes on PDFs, Word and PowerPoint documents.

ワコムのペンタブレットは、既存のソフトウェアやハードウェアと一緒に使用できるため、教師の方々も従来の授業スタイルを変える必要はありません。

通学者と在宅学習者を一つに

学校と在宅で学ぶ生徒がいる今、授業の現場は二つになりました。教室で概念を説明するときは、対面で授業を受けている生徒だけではなく、リモートで授業に参加している生徒にも配慮する必要があります。どの生徒も取り残されることのないように授業を進めます。パソコンから教壇の後ろの壁に教材を投影して黒板として使います。教室内の生徒は前の画像を見ながら勉強する一方で、在宅学習者もMicrosoft TeamやZoomなどのビデオ通話アプリで同じ画像を電子黒板として共有します。また、ペンタブレットがあれば教師は数式や化学式を書き込むことができ、教室や自宅にいる生徒たちと双方向にやり取りできます。また、二重に説明する手間が省けるので、教師の負担も軽減されます。そのようにして教師と生徒が慣れ親しんだ学習環境を再現することで、クラスに一体感がよみがえります。

ペンタブレットと液晶ペンタブレット、選べるeラーニングツール

ワコムのペンタブレットや液晶ペンタブレットは、誰でも直感的な操作で簡単に使えるように設計されています。デジタルペン技術のパイオニアであるワコムならではの自然で快適な操作感が特長です。これまで複数の研究により、手書きは学習内容の定着に役立つことが分かっています。しかし、世の中では手書きの代わりにキーボード入力でデジタルノートを作成し、保存するのが一般的になりつつあります。生徒もパソコンでタイプしたノートに頼ることが多くなりました。しかし、ワコムのデバイスがあれば手書きのメリットを捨てる必要はありません。

手書きの柔軟性とデジタル化の利点をかねそなえるのが、ワコムのソリューションです。直感的な操作で自然に書けるワコムのペンタブレットがあれば、デジタルでも手書きでノートを取り、思考をビジュアルに表現することができます。紙に書くように自然に使えます。また、デジタルペンをマウス代わりに使うこともできます。しかもマウスより操作が楽で、作業が効率化します。紙に書くのと同じで、特別なソフトウェアをインストールする必要はありません。また、プラグアンドプレイで接続するだけですぐに使用でき、複雑な配線は不要です。

特に、視覚的な説明があると分かりやすい科目には、ワコムの液晶タブレットが役立ちます。電子黒板としてタブレットに図解や数式を手書きするなどの使い方ができ、教室または自宅で学ぶ生徒の学習理解を深めます。

教育分野で長年の実績を誇る

ワコムは40年近くにわたりデジタルでアートやデザインを制作するためのテクノロジーを提供してきた実績があります。

ワコムの製品がアート、デザイン、エンジ二アリングの分野で愛用されていることはよく知られています。しかし、教師と生徒の両方を支援するツールとして、ワコムの製品とサービスは教育界でも多くの支持を集めています。

ワコムの製品があれば、一般的なバーチャル電子黒板を有効活用できます。教師と生徒がデジタルペンで黒板に書き込みを入れ合うことで、双方向の活発なコミュニケーションが生まれます。図を描いて説明したり、問題を解いて見せたりすることで、学習効果も高まります。このような技術により、ワコムは教師と生徒がオンライン授業でも「教室での学び」を取り戻すお手伝いをします。

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ペンタブレット

高精細なペンを手元で操作しながら、スケッチ、イラスト、動画編集などが行えます。

ペンディスプレイ

自然な描き味のペンで、高解像度のディスプレイに直接描画や操作でき、直感的に制作できます。

スマートパッド

紙の手書きメモを、自動的にデジタルへ変換。

スタイラスペン

アイデアを思いついたら、ワコムのスタイラスペンでモバイル端末にすぐに書き留められます。

ワコムについて

ワコムではその企業理念として、人々がテクノロジーを自然に利用できるようなインタフェースを提供することで、人とテクノロジーの架け橋となることを追求しています。この理念のもとに、ワコムはインタラクティブに使用できるペンタブレットやペンディスプレイ、デジタルペン、電子サインの保存・処理ソリューションの分野を世界的にリードするメーカーとなっています。ワコムの直感的に使用できる入力デバイスの高度なテクノロジーは、今最も注目されるデジタルアート、映画、特殊効果、ファッション、デザインなどの制作において世界中で使われています。また、ビジネスからホームユースまでのさまざまなシーンでユーザーの個性を表現するための最先端インターフェース技術を提供しています。ワコムは1983年に日本で創業されて以来(東証1部:コード 6727)、世界的に事業を展開するメーカーとして成長してまいりました。現在、150ヶ国以上における製品の販売や流通を支えるために世界各地に子会社や関連会社を設けています。  

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