電子サイン検証
Signature Scope
For Forensic Examiners
Signature Scopeアプリケーションは、一般公開はされていません。専門の企業や機関のみが利用できるツールであり、手書きの電子サインの真偽を確認することができます。
紙面上のインクに勝るパフォーマンス
Signature Scopeアプリケーションは、キャプチャされた電子データが紙にインクで書かれたサイン以上の精度を持っていることを不正調査(フォレンジック調査)を行った専門家が確認できるよう設計されています。データの信頼性は最も重要です。このデータの収集方法はワコム独自のものであり、多くの競合他社の電子サイン解析テクノロジーとは異なる要素となっています。
高いデータ精度
Signature Scopeでは、ワコムのソフトウェアが電子サインを取り込む際にデバイスから取得するデータをそのまま保存する方法を利用しています。(ペンの位置、サイン時間、筆圧などの)各種データは、単位を記述したデバイス上のメトリック情報と併せて収集されます。これは、必要に応じて実際の単位に変換できるよう、生の点データと共に保存されます。この方法の利点は、情報の精度がデバイスによって決定されるため、変換プロセスによって精度の低下が発生しないことです。
包括的なコンテキストデータ
ワコムの電子サインキャプチャソフトウェアでは、ペンデータのほかにも、コンテキストデータが収集され、サインと共に保存されるようになります。この追加データには以下が含まれます。
- サイン者の名前
- サイン日時
- サイン理由
- 使用するタブレットの製造元と種類
- 使用するタブレットのドライバの種類とバージョン
- 使用するクライアントPCのオペレーティングシステムの種類とバージョン
- PCのネットワークインターフェースカード(NIC)のアドレス
- サイン中のドキュメントに使用されるハッシュタイプおよびデータ(使用する場合)
- サインデータの整合性管理に使用されるハッシュタイプおよびデータ
このフォレンジックデータの一部は、電子サインツールに提供される公開済みのAPIを使用することで、アクセスおよび表示することができます。
フォレンジック解析業務での使用を目的としたSignature Scopeアプリケーションの入手方法については、ワコムまでお問い合わせください。
詳しくはお問い合わせください
お問い合わせはこちら
お見積や貸出機のご依頼
Talk to an expert
ワコムでは、お客様が対面でのデジタルドキュメントワークフローを構築するうえで最適なソリューションを選択できるようサポートいたします。