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ワコムのソフトウェア製品
Wacom Ink SDK for multi-display
Convenient customer signature capture
多くの業種において、店頭に立つ店員はお客様への対応と事務作業を同時に行う必要があります。Wacom Ink SDK for multi-displayを使用すると、効率性、プライバシー、そしてセキュリティを維持しながら、このような作業を実行できます。
対面での安全なサインを実現
重要な決定を行う場合や個人的な同意を得る場合は、常に対面でのサインが必要となります。しかし、企業の多くは近年、完全にデジタルなワークフローを求めています。一方で、顧客の多くは衛生上の問題から、デバイスの共有を避けたいと考えています。Windows互換のWacom Ink SDK for multi-displayを使用すると、店員がPCで作業をしている間でも、お客様がマウスを共有することなく個別に液晶ペンタブレットで帳票の確認やサインを行うことができます。
効率性の向上
SDKを使えば、マウス制御を共有せずにコンピュータとワコムの液晶ペンタブレット上で帳票を同時に操作することが可能です。そのため、店員がデスクのコンピュータで作業を行っている間も、お客様は液晶ペンタブレット上で電子ドキュメントの確認やサインを行うことができます。また、店員はコンピュータで入力作業をしながら、同時にお客様が帳票の確認やサインを行うのをサポートできます。
セキュアなコンテンツ制御
店員は、液晶ペンタブレット上に表示されたコンテンツをコンピュータからコントロールできます。コンテンツはPDF文書またはウェブページなどで保存することができます。お客様は、デバイスに応じてデジタルペンまたはタッチ操作で帳票の確認やサインを行ったり、ソフトウェアキーボードを使用してデータを追加したりすることが可能です。コンテンツは互いのデバイス上で見ることができますが、プライバシーモードを使用すれば、お客様はパスワードなどの機密データを入力する際に内容を表示不可にすることができます。
2モニター、2カーソル
また、お客様が使用していない場合は、液晶ペンタブレット上に広告や特別オファーといった別のコンテンツを表示させることが可能です。
メリット
- 店員が業務を続けながら、それと同時にお客様の帳票の確認やサインをサポートすることが可能なため、作業を最大限に効率化できます。
- カスタマイズ可能なプライバシーモードを使用すれば、極めて簡単にデータ保護法に準拠することができます。
- 別々のデバイスを使用するため、ソーシャルディスタンスに配慮したやり取りが可能になり、衛生上の問題を最小限に抑えられます。
- 従来と同じ方法で、お客様がデジタルペンを使用して直観的に帳票への記入やサインを行えます。
- サインモードでない場合は、お客様の液晶ペンタブレット上に広告や特別オファーといったコンテンツを表示できるため、最大限の費用対効果を得られます。
業種別ソリューション
ホテルの受付カウンターでは、宿泊客が到着時に顧客名簿にサインし、出発時には支払いのサインを行います。
修理ショップでは、修理受付時や受領の際にお客様が手続きのためのサインをする必要があります。
レンタカーの窓口では、利用客が貸出車を受け取る際や返却の際にサインをする必要があります。
クリニックや病院では、患者が検査や手術の際に同意書にサインする必要があります。
市役所など行政機関では、市民が書類に記入したりサインしたりします。
銀行では、顧客が重要な金融書類に記入してサインをする必要があります。
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