新型コロナウィルス感染拡大防止のため、外出自粛が呼び掛けられていた2020年5月。本社の施設管理のため出社していた見田佳則は、偶然にも一通の封筒を手にしました。それは、イラストレーターすいいろさんからの手紙でした。ワコムがパートナーシップを組むフットボールクラブ「FC KAZO」と、ステイホーム期間中の子どもたちに何か楽しい時間を提供できないかと考えていた見田は、すいいろさんとオンラインお絵描き教室の開催をひらめきました。
そうして、2020年5月31日、すいいろさんを講師にお招きし、FC KAZOアカデミーに所属する小学生8名を対象にしたオンラインお絵描き教室が実現しました。
お絵描き教室では、FC KAZOのマスコットキャラクター「カゾットくん」をみんなで描きました。すいいろさんに描き方のコツを教わりながら、それぞれのペースでカゾットくんを完成させました。出来上がった絵をみて、子どもたちはみんなにっこり。プロのイラストレーターの方に教えてもらうことで、描くことへの自信や興味が深まった様子でした。
また、みんなで描きたい絵を話し合い、とにかく速く描くお絵描きレースも開催。子どもたちの大好きなキャラクターの絵などを描いて盛り上がりました。
当日講師を務めていただいたすいいろさんからは「貴重な機会を頂き、ありがとうございました。初対面の小さな子たちでしたので進行を実は心配していましたが、皆しっかり話を聞いてくれて、手を動かすことが好きな子たちばかりでよかったです。」と感想をいただきました。
また、参加した子どもたちが所属するFC KAZOアカデミー代表の大山将司さんからは、「サッカー以外でも皆が交流できるような体験をもっと創造していきたいです。普段とは違った選手たちの笑顔がとても印象的でした。」とコメントをいただきました。
お絵描き教室を企画した見田は、「外出自粛期間が続き、身近で困っている方のために何かできればと思いました。状況が落ち着いた時にはまたリアルでの『お絵描き教室』や『芸術祭』を開催して、地域に貢献したいです」と語っています。
>FC KAZOとのパートナーシップについてはこちらで紹介しています。
講師:すいいろ |